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![]() 時刻は朝9時、わたしは今京都市東山区八坂神社まえに来ておりまーす。 祇園や清水寺といった京都屈指の観光名所、東山になぜ今わたしが居るのかと申しますと、ひさしぶりに鯖街道をツーリングしたいなと思い、で、どうせツーリングするなら 「ごちそうツーリング」 企画にしちゃうことにしました。 鯖街道朽木にある美味しいお蕎麦屋さんにこれから向かいますっ。 何年か前に行ったことのあるお蕎麦屋さんなんですけど、めちゃめちゃ美味しかったんですよねー。 その後も何回か前を通ったんですけど、通るたび行列ができてるか満車状態でした。 でも今日は平日だからたぶん待たずに座れるとおもう。 というわけで行っちゃいますか、お蕎麦屋っ(^ヮ^) ところで鯖街道にゆくばあい、九条通、東大路通というルートをよく選択してます。 なので八坂さんまえは必然的に通るわけです。 そこから白川通に出ればあとは勝手に鯖街道、国道397号線に乗れます。 ただし、このルートはコロナ禍である今だからおすすめするルート。 いぜん週末に同じ時間帯で利用したところ、バスとタクシーと観光客の車で大混雑、ほとんど動かずエライ目に遭いました。 小生、ひっさしぶりにマクドナルドを食べましたが、美味しいのもそうなんですがそのコスパのよさにびっくりしました。 チキンクリスプマフィンセットで、サラダ、ドレッシング、アイスコーヒーと選んで、これで¥400。 サラダなんて昔あったかな。 ドレッシングもちゃんと付いてるし。 こういったサラダがあるなら、個人的に今後劇的に利用する機会が増えそうです。 それに環境のことや食に対する安全面について配慮している旨がトレーに敷いてある紙に書かれてたりして、いぜんよりとても好感が持てました。 ちなみ、わたしは小さいころからマクド、と呼んでます。 台風の影響で今日の予報はくもりマークだったんですけど、晴れましたー。 ただ路面において悪い箇所が散見できました。 わだちが出来ていたり、でこぼこや割れている部分はひとまず応急処置のみにとどまっているかんじ。 フラットな舗装がなされてないのでキープレフトの原付カブとしてはかなり注意が必要。 大型トラックなんかが追い抜いていくばあい、カブの車体が吸い込まれて吐き出されるので、とてもこわいおもいをします。 お昼どきでしたがなんとか空席があり、座ることができました。 店内は木を基調とした室内装飾で、椅子も卓子も木製。 わたしが座った卓子は、ひょっとしたら樹齢千年ごえかもというほどの大きな ”輪切り” の卓子でした。 また、棚などに茶碗やお皿などの陶器が陳列してある。 ここの主人が焼いているのか、あるいはこの付近の陶芸家の作なのかわからなかったけど値札がついてるので気に入ったのがあれば購入もできそう。 そして安曇川に向かって窓が大きくとってあるので、ひろびろとした気分でお蕎麦がたのしめそうです。 ただ、店内にはBGMが流れておらず、蕎麦をすする音か小声で話すお客さんの声が目立って耳に入ってくる。 本格的なお蕎麦屋さんって、ひょっとしたらBGMを流さないのかもしれない。 あるいは音楽を流してお客にゆっくり食べられては、 「蕎麦の風味が落ちるではないか、蕎麦はとっとと食うのが一番美味いんだ」 という、ご主人からの暗示なのかもしれない、とか思いました。 蕎麦の種類はざる、おろし、やまかけの3種類だけだったとおもう。 わたしはやまかけを注文しました。 蕎麦は太かったり細かったりして均一でなく、歯ごたえがあって、ふだんスーパーの市販蕎麦しか食べない小生としてはビビるほど美味しかったです。 さらにビビったのは山芋の尋常でないねばりけ。 圧倒的粘着力とこの旨味は、ひょっとしたら蕎麦同様このお店でしか食べれない山芋なんじゃないかと思うほど美味しかったです。 店内の造りからしてお店のご主人はこだわりのあるかただとおもいます。 であるとすれば、そばの種類はざるだけでもいいのに、その蕎麦のかおりを多少はくらますことになるおろしとやまかけ、いや、逆に蕎麦の旨味を引き立たせる野菜なのかもしれないけど、とにかく大根と山芋は選びに選び抜いた食材たちであることは容易に推しはかれる。 どこの農家さんから仕入れているのだろう。 美味しいお蕎麦を食べながら、ここのご主人さんの人柄や食材を想像したりしてたら楽しかったし、店内をきょろきょろしていると勝手にルーム・ツアーしたきぶんになったりしておもしろかった。 とにかく、永昌庵さんの蕎麦はまちがいなく 「ごちそう」でありました。 鯖街道沿いには、わたしが確認したところ2か所、公衆トイレがありました。 1か所目は集落の公園みたいなところにあったんですが、どこか忘れちゃった。 で、2か所目のトイレが上掲の写真。 さっきのお蕎麦屋さんからすぐのところにあるんですが、じつは今回のツーリングはこのトイレもちゃんと確認しておきたかったのです。 なぜかといいますと。 このキャンプ場、いぜんここでキャンプするつもりで来たことがあるんですが、入場制限がかかっていてテント張れませんでした。。。 以下、この記事の主題からはなれますがすこし書いていきます。 キャンパーさんはこのトイレを利用します。 しかしながらキャンプ場専用のトイレではないので我われツーリストも利用できるし、むろん地元のかたも使用可能なトイレ。 さきにキャンプ場と申し述べましたが、じつは桑野橋河川公園というのが正式名称であり、入場料としてお金を払うのではなく清掃協力金としてお金を払い、キャンプします。 緑地公園とかなら駐車料金を払って停めたりしますが、この公園は清掃協力金のなかに駐車代も含まれているといったかんじ。 ちなみに公園の定義は、公衆のために設けた庭園または遊園地、と広辞苑には記載されてます。 一般的にお金を払って公園を利用することはまずありえませんが、この公園は清掃協力金を払わないと写真に写っているあぜ道にすら通ること、入ることができません。 そういう矛盾からか一般的にはこの場所は公園とは呼ばず、朽木キャンプ場、と通称されているようです。 このキャンプ場は全面フリーサイト、チェックイン・アウトもフリーで車横づけOK、直火OKとシンプルかつ魅力的なシステム。 料金は一日一人¥1000。泊りなら¥2000ということになります。 わたしが最初に知ったときはたしか¥300だったんですが、今日きてみたら3倍以上の¥1000にかわっててびっくりしました。 魅力的なシステム、ロケーション、これにキャンプブームが加わって爆発的に需要が増えたことによる料金値上げでしょう。 一泊¥2000になったとはいえ、安曇川や山々の嵐気を吸い込みながら河原でテントを張れるというのはとても魅力的で、まだまだ個人的にいってみたいキャンプ地。 ただ河原が石ころばかりなんでペグをどうするかとか、あと河川が増水になったときがこわそうなキャンプ地ですね、川と河原がほぼ平面に見えるので。 どうなんでしょうか。 まあこんなかんじで行きたいんだけどなんか行けてないストレスをここで書いて発散(!)してみました。 平日なんでガラガラです。 これならゆっくりとキャンプがたのしめそうですね。 いいなあ。 ここからはぱぱっと機敏にすすめていきますよー。 もー、天気さいこー、景色さいこーっ(^ヮ^) ところでこのツーリングは9月連休後に行ったもの。 塩あめを口に含みつつ、前カゴには冬用の上着を用意してます。 ズボン下はヒートテック着用。 9月とはいえ、朝夕の冷え込みと山間の気温を考慮すれば、これくらいは普通な装備といえるでしょう。 さいわい、この日は冬用上着は着用せずにすみました。 駐車場のひろさも関係しているのか、さっきの駅と比べるとかなり人や車のかずが多かったです。 小憩。 美味しいお蕎麦も食べることができました。 で、ツーリング的に折り返し点を鯖街道の起点である小浜にする予定だったんですが、こないだ周山街道ツーリングで行ったばかりだなーとおもい、今回はほぼ企画達成したということでさっきの熊川宿を折り返し点とします。 ただ、ガソリンがなかったのでこのあと国道27号線まで出て給油いたしました。 それほどびびっとくるような古色な雰囲気はなかったけど、有名な史実のひとつである織田信長による朝倉攻めのとき、同盟の浅井氏に裏切られて信長が単騎京へ逃げるさい、この朽木を通るわけです。 朽木の土豪、朽木元網は信長を捕えて浅井朝倉に売ってもよかったのに、朽木氏は信長をいわば保護した。 時代のさきを見る聡明さが元網にかんじられる歴史的場面なんですけど、そのワンシーンとして、元網は家来に命じ、信長を茶菓でもてなしてます。 その跡地がこの旧道にはあるんですが、よほどの想像力の持ち主でないかぎり、そのよすがはかんじれないとおもいます。 個人的に鯖街道ってすきなんです。 さばかいどう、という響きもすきだし、実はキャンプ用のホムセンボックスにもR397というステッカー張ってるくらいすきかな。 このみちは奈良・平安朝のいにしえから人々が大和に向けて踏みかためていったみちですね。 奈良平安時代は小浜あるいは敦賀といった港湾が国際的に日本の玄関だったんです。 シルク・ロードをこつこつ歩いてやってきた仏像も、日本海を渡ってこの鯖街道をあるいたんです。 そして大和国のいろんな場所に仏たちは腰を落ち着けた。 大陸からいろんな人や文物が鯖街道をとおって日本にやってきた。 学問・芸術・宗教といった文化の破片がいまだどこかに落ちていそうなこの街道を、もちろん当時のみちではないけど、今我われが行き来している。 そう思うと、なんか永遠のなかに居るような気がします。 美味しいお蕎麦、鯖街道ツーリング おわり
by utaushimoyama
| 2020-09-26 11:42
| しもやんめし
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