さいきん、歩いてすぐのところにセブンイレブンがオープンした。 であるが、
「なにを、コンビニなどなにを見てもスーパーより高いではないか」
と、思い込んでいる吝嗇家のわたしはまずコンビニで買い物をしないのだが、この週末、そのセブンイレブンをのぞき、たしょうのおどろきをもって店内を歩かざるをえなかった。
今回買った食パンも¥100だし、シュークリームなどのオリジナル商品も美味しそうである。 レジ横ではドーナツなんかも販売されていて、こんなことをされてはわたしの好きなミスタードーナツさんはこれからさき大丈夫かしら、などとおもってしまった。
「セブンイレブンには、こりゃあここにはとてつもない番頭さんがいるな」
コンビニという形態を用いる企業において、セブンイレブンは他を圧倒しているのではないか。
店内もオリジナルな商品表示も色彩的な清潔感があるようにおもえるし、ひとつひとつの商品は手にとってみてもたのしく、つい買ってみたくなる。 表示値などに対するこまやかな説明も先見的なものを感じるし、たれだか知らないがそうせよと言ったそのひとに商人的な美学、秀逸さを感じてしまい、つまるところやはりこの店には大番頭がいるのでは、と、わたしの空想あそびも手伝って店内散歩はじつにたのしかった。
平素、コンビニにいかないわたしはこのセブンイレブンにとてもあざやかな印象を持ってしまい、自分の思い込みを修正してみてもいいとおもい、今後の週末朝ごはんやスイーツは近所のセブンイレブンで、とかんがえている。
セブンイレブンの 「しっとり食パン」 をベースにし、プチトマトとゴーダチーズ、ビアソーセージをのせたトーストである。 バジルもすこしふりかけ、今朝の朝めしとした。 ちなみ、プチトマトは先週バイト先でザルいっぱい(!)、いただいてしまった。
・・・・・・・・・・
美味しくてありがたいきもちが倍になるような、今朝の朝めしはそんなイイキブンが凝る食い物であったような、そんな気がします。