今朝はなかなかの大そうじというか、平素はしない棚の上などをきれいにしてしまった。
思い立ったが吉日、と云うがまことにそのようで、手足のうごきがじつに滑らかでまったく苦にならない。
そのまま、というか拙庵における月替わりの盛り塩も更新してなかったのでやることにした。
夏場は二日に一回のペースで榊のお水替えをしていたが、さいきんは週一回になった。 気温が下がると榊も枯れにくく、日保ちするようである。
盛り塩は、神棚にふたつ、玄関先にふたつ、そして出窓のところにひとつ置いている。
盛り塩の効力もそれを信ずるひとの主観的事実にすぎないのだろうけど、わたしは盛るたびに部屋の清潔感が増すような気になるし、盛った後と前では室内のふんいきにすこし変化があるようにおもえるのである。 これは、こういう変化は決して気のせいではなく、わたしはそう信じている。
この日の前日、愚母と会った。
その際、鶏肉をわけてもらった。 今朝のお掃除のあとはすこし読書し、そののち愚母の鶏モモ肉をハサミでカットし、今回は鶏鍋を作ることに。
顆粒の昆布だしで、塩のかわりにうすくち醤油を小さじ3杯入れてみたが、長ネギがいやに主張するのか全体的に旨味がすくない。 塩をひとつまみ入れてみたが、鶏モモ肉が多過ぎたのかやはり長ネギいっぽんのかおりか、とまれ今回はあまりいい出来ではなかった。
それでも、食う。(^ヮ^)
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冬はつとめて。 今朝は曇りども夜の明けきらん景色もまた極月の佳景なり。 ふと鍋作りおるとも出来よくなく、であるがそれもまたいとおしく、ひとくち食うてはまこといとをかし。