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さきほどのことでなんだが、風呂場で散髪をした。
おもえば二十年ちかく散髪代までケチってるわけで、一個の社会人としてもはやどうしようもない。 このブログでも以前書いたが、今年はバリカン術をきわめようなどとおもいたち、早春から5ミリの円頂にし、最近にいたっては角刈りである。 しかしながら角刈りのようなさわやかさがどうしても出せず、結局はチンパンジーみたくなっている。 わたしは反っ歯の赤ら顔だから、箕面の滝壺のそばでぼんやり座り込んでればひょっとしたら観光客がお菓子など呉れるかもしれない。 呉れるのだったらいただきますが、いちおう目があえばキバを剥く所存である。 むろん本意ではないが、そうせねば箕面猿として方々に礼を欠くことになる。 さて、ちかごろの天気は暑かったり雨模様だったり、いよいよ夏の到来をかんじさせる。 今春から拙宅で共棲しはじめたアリたちもいよいよ活発に動きだし、卓子のみならずその行動範囲は床や壁はむろんのこと、電子ピアノにまで軍を展開しはじめている。 座興として部屋を城と仮定すれば、二の丸三の丸は陥落したも同然で、のこるはベッドという土塁をめぐらせた布団のうえの本丸のみである。 わたしは下山城の天守閣から敵のうごきをながめている。 敵のいっぴきいっぴきは弱兵にすぎないがとにかく数がすごい。 さらにわたしは殺生を好まないからこの行軍配置にいまのところ打つ手がないのだが、そういえば昨年の今ごろはたしかマンションの水道管が破裂して ”水攻め” に遭った。 まこと、狭いながらも楽しい我が家である。 そういえば拙宅のふしぎのひとつなのだが、アリは居るのだがゴキブリはひと夏に一二匹見つける程度でほとんど居ない。 ホウ酸ダンゴを置いてたりしてたら住んでいるうち年々減少した。 ひょっとすると、芥虫(ゴキブリの古名)軍団はアリ退治の名手で、アリ以外にもじつは拙宅における害虫をことごとく覆滅する最強軍団だったのかもしれない。 しかしながら芥虫よりアリのほうがわたしとしてはまだ同居人として許容できる。 同意見の読者も多かろう。 とにかく敵か味方かいろんなものどもが士官を求めてやってくる我が家だが、、一昨日は風呂場で口をゆすごうと蛇口をひねったら直径2ミリほどの ”石” まで出てきた。 腐朽した水道管の一部らしい。 大きいのも出てきたが砂粒ほどのものが無数にベーシンや浴槽に見受けられて、二十代のころなら発狂しつつ大家さんに電話しただろうが、もうそんな激情はわたしには微塵もない。 またそれに必要な熱量もない。 自分の人生すらなにもかもおもいどおりにゆかないということは、若輩ながらとうの昔に知った。 おもいどおりにゆかない、と云えば、せんじつのライブ演奏におけるラッパのことである。 まったく鳴らなかった。 ライブの翌日、バイトの車中で原因をかんがえた。 ライブの日はなかなかの体調不良だったがそれはたまさかのことであろうし、演奏云々には一切関係無し、と断定して省察してゆくと、 「いよいよ練習の仕方ではないか」 と、おもった。 ところで、わたしの捏造癖は、子供の頃からの属性である。 もともと 「練習」 という語感には苦痛を伴うといった認識が自分史を繰れば歴然と記されていて、なので練習なんて今でもきらいでほとんどしない。 というのは、個人的な捏造的事実であろう。 ここ一年ほど、ラッパの練習は自宅内であった。 つまりミュートを用いざるを得ない状況を選んでいたわけであり、要するに 「オープン」 で吹いていなかった。 わたしの棲む庵室はマンション一階の角部屋で、一年ほど二階には人が住んでいなかったからハーマンというミュートで練習していた。 ところが最近になってその二階にたれかが引っ越してきて、ハーマン ”ミュート” とはいえあさ五時ごろの静寂をやぶるのに拙宅真上の部屋など、それは容易なことである。 高音域の、さらに直線的な金属音というのはとかくひとの耳につきやすい。 その翌日から一計を案じ、ハーマンミュートをやめてプラスティック製の 「プラクティクスミュート」 という、ライブで使えない完全練習用のミュートで吹いていた。 めいっぱい吹いても音量はきわめて小さいが、むろん演奏者側の弊害は多いにある。 要するにこのライブで用いない練習用ミュートのみで最近は練習していたから、さきのライブにおいてハーマンであってもオープンであっても、リードたる「くちびる」 が適わず全曲さんざんなことになった、と、いちおう、そう結論づけた。 この章を他のトランペッターが読めばハラをかかえて嗤うに相違ないはずだが、当方はいたってまじめである。 諸家はたしかに上手ばかりだが、聴いていてそれだけにすぎない徒卒がおおぜいであるような気がする。 いっぴきいっぴきのアリの区別がつかないのと同様に、アリのむれを視たこの日、なのでそこから連想してしまってつい如上のようなことを書いたらしい。 「作家の敵は知識である」、とは往々にして言われていることだが、知識とねんごろになって表現している自分がもしその場にあらわれれば、即座に辞するのもひとつの表現である。 知識を得たとしてもそれを埒外に置いておけるものこそが、つまりは優等な作家や表現者というものだろう。 ライブの翌々日から、早朝とある場所でオープンで吹いている。 四時すぎに起きれば一時間半は練習できるのだが、なにもこれをしたからといってわたしの演奏が変わることはない。 それにしてもオープンで吹けるというのは、このたのしさは尋常ごとではない。
by utaushimoyama
| 2014-06-08 13:25
| 雑報
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