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このほかに「やたがらす」、というワンカップを大和国十津川村で買ったのだが、つい旅初日のその晩に飲んでしまった。朝起きると中身がない。 のち、熊野本宮大社近くの土産店に行ってみるとおもいのほかたくさんの種類の地酒が置いてあったが、そのなかから上掲の三本を購入し、拙宅の祀り神に奉献した。 「いやいや、”やたがらす”は大和の国衆が造った酒にございますれば、奉納しましたこの御酒こそ紀州熊野第一等の御神酒と言えましょう。 なにとぞ、おたいらに」 ・・・ 次回の熊野三山参詣において「やたがらす」購入は是が非でものことになってしまった。 この扇子でヒトアオギすれば災難、厄が払える、と説明にあったが果たして本当だろうか。 そのご利益はなんとなく熊野大神の優麗たる御神慮であるようなかんじがしないでもない。 デザインは、神紋と八咫烏のあいだに熊野牛王符がプリントされていている。 それにしても黒を基調としているのはやはり神使が烏だからなのだろうか。 とにかく、熊野参詣のさなかでもぱたぱたとやっていたが、帰宅してからもなにかとぱたぱたとしている。 当時の俗謡も現代人のわたしが眺めてみればアジテーションのにおいがしないでもない。 写真のとおり、出窓のところに吊るしてみた。 以前この場所には嵯峨嵐山にある「落柿舎」で買った手ぬぐいを吊るしてたのだが、それは冷蔵庫前の棚に吊るしている。 今の時期、朝飯のとき出窓に朝日がさすのだが、熊野手ぬぐいがいいかんじで光線を緩めてくれて、おかげでゆっくり食うことができる。 熊野本宮大社近くの土産店は漬物や佃煮など、紀州ならではの繊細な味わいを楽しめるお土産がたくさんあったが、月一ほどの家族交歓会での皆の食いっぷりを拝見するに、副食よりは主食っぽいもののほうが喜んでくれるかもしれない、とおもっての和歌山ラーメン購入だった。 先日家族と会う機会ができて、お土産を渡せたのだが、姉家族も盆休を利用し越前のほうへ旅行していたようで、山中温泉や名前は忘れたがテーマパークなど参観、とても楽しかったらしい。 そのお土産として「越前そば」をわたしのために買ってきてくれたのだが、これがとても美味しく、わたしはころころ笑いながらつるつる食っている。 実はもう、とっくに食べ尽くしてしまい、ない。 連日ではなく三日に一度くらいにすればよかった。 あと写真の梅干しは道の駅、「吉野路大塔」で拙宅土産として買ったのだが、大塔村住民のかたがその手で作られた食品としてのものは、わたしが見たかぎりこの梅干しかなかった。 まんじゅうやその他のお土産はたくさんあったが、どれを見てもある会社が一手に引き受け、それをこの道の駅に卸しているような表示だったという記憶がある。 希望として、その土地に訪れたのだから名物や有名なものでなくても、そこに住んでいるかたたちの手作り的なものを、できれば頂きたいとおもう。 そうやって購入したこの梅干しは朝飯のとき食っているのだが、これが飛び上がるほどにすっぱくて文字どおり朝から目の覚めるおもいである。 むろん美味しく、おかげでごはんも進み、この”大塔名物”の梅干しはホネホネロックなわたしにとってとても正解なお土産だった。 この八咫烏おみくじには吉凶などはなく、引いたひとの道を照らす「一文字」が指し示されている。 その文字数は八咫烏にちなんで八つとのことで、大胆にも八通りの神が引いたひとにお力を与えてくださるらしい。 「ということは信仰心があろうとなかろうと、つまり引いたひとは”ハズレナシ”じゃあないか」 コウダイムヘンにもほどがある、熊野大神の御神慮は海より深いのかとおもいつつ、引いたわたしの一文字は、「風」、であった。 「風」一文字の神は、「八百万神さま」、とおみくじにはある。 ・・・ ここで、わたしのとって余談とは言えないことを述べるが、このおみくじは吉凶はないとはいえ引いた人に対して、「あなたはこうなのではないですか」、といったことが多少記されてあるのだが(おみくじによっては書いてないのもあるかもしれない)、これがまさに当たっていた。 なので「風」を、あなたは吹いてくる風をこころに感じなさい、と、八咫烏おみくじを通じ、熊野の神々はそう、おっしゃったのである。 補足として、「おみくじ」とはそこに鎮まる神々からの伝言、ことづてを頂くという稀有なことであるとわたしは認識してて、もっと述べればおみくじを引いたあとそれを境内の木などに結んで帰る、というのをよく見かけるが、神社参詣においてそのようなことは慣例、故習として往古から無いように思える。 つまりいつの時代からか誰かがはじめた俗な事なので、現今そうやっている参拝者は今後そのことを念頭においておみくじを引かれたらよろしかろう。なんだったらその神社の神職さんに訊ねてみてもいいかもしれない。 わたしの場合は引いたおみくじはすべて持ち帰り、一番新しいものはいつでも読めるよう、神棚のしたあたりに貼り付けてある。 さて、補足前からのつづきであるが、わたしは拙宅の祀り神に拝礼するとき、こちらから語りかける神の御名はまず天照大御神、次いで”天神地祇”の神々、とこころのなかで唱える。 天神地祇とは、天つ神国つ神、すべての神々のことを指すのだが、つまり八百万の神々にわたしは毎朝拝礼していた。 特定の神様を大いに信仰すること、それはとても敬虔で素晴らしいことだと思うが、わたしの場合は手を合わすうちなぜかしぜんと旅先や地元、バイト先などその土地土地にあまた坐す神々のことを思ってしまって、届けばいいなと、いつのまにか日々そのつもりで感謝の祈りを捧げている自分がいた。 おかしなはなしだが、これは本当にそうなのである。 おみくじを引いて、そばにあったベンチに腰をかけそこに記されていることを知ったときは多少の鳥肌がたったが、それにしてもこんな偶然的な一致があるのだろうか。 わたしは経験したその”本人”だから疑いようもない。 それにしてもなにやら北河内で毎朝拝礼していたことの「お返事」、といったようなことをいただいたような気分で、このおみくじにはうれしい、と思うよりとても神秘的な印象を受けてしまった。 実はこの他にも、多少のことがあったのである。 紀伊山地、熊野という地はいったいなんなのだろう、と想ってしまった。 「不思議なこともあるもんだなあ」 とまれ、八百万の神々をそばに感じそしてお力をあたえてくださるとは、なんと嬉しきことだろう。 ちなみおみくじを”産み落とした”八咫烏は、いまは拙宅の玄関先におわす。 ・・・ お土産は、いい。 買うときも贈るときも、自分で食ってしまうときでもいいと思える。 来年もできれば、紀州熊野に参詣したいとおもっている、きょうこのごろである。
by utaushimoyama
| 2013-09-15 13:23
| 熊野本宮大社カブ一人旅 2013
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