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看板に松坂市とあり、ここからの見晴らしが良さそうだったのでカブを停めて景色を眺めてみることにした。 ちなみ、このブログで何度か述べているが、自前の写真機ではその掲げている写真は景色のほんの一部しか写せない。自身の感想としてそのとき受けた感動の50分の1にも満たないのではないだろうか。 わたしの認識として、写真はどんな高性能なカメラで撮ったとしても所詮写真は写真であり、ただの画像であると思っている。 じっさいに現地に赴いて自身の目で眺め直に体感することには敵わないだろう。 わたしの場合一回の旅行で400~500枚、多いときには600枚ほど写真を撮るが、景色や建物だけでなく、おそらく他人から見れば些細なモノも撮っているとおもう。 そしてそこにある案内板や由緒説明なども撮り、そのような写真は帰宅後ひとつの文献となったりする。 わたしにとってカメラは一種の記憶装置であり、多分にメモ帳的役割という性質ももっており、フォルダごとに分けられた旅の写真はなるべくそのときの”現実”を思いだせるような写真集にしている。 またおかしなことを述べるが、これは変質者に間違われたら困るのでまずしないが、たとえば道の駅、旅先の公衆トイレのなかなど撮っておきたい。 道の駅に泊まったりすると、まだ明け方の暗いうちにトイレ掃除のかたがやってきてお掃除なされている。 観光客のことをおもんぱかって、利用の少ない時間帯を意識してのことだろう。 眠いだろうにご苦労さまだな、申し訳ないな、といつも思う。 キレイにすることはむろん浄化することであり、そのひとにとって大変な労力を必要とする。清潔で整頓とした場所にいて不愉快になる人間などいないだろう。トイレ掃除などはわれわれ観光客のために、そのまちがして下さっているにほかならない。 にもかかわらず平然と便器などを汚してそのまま立ち去る人間がいるらしい。お前さんさえ来なければこのトイレは清潔なままで、のちに利用するひとも不快な思いをせずに済むのだ。 頼んでもないのに勝手にひとのまちにやってきて糞尿を撒き散らしどこかへ帰っていく。 まこと恥知らずと言うほかなく、”知らない”ということはその人自身やまわりに今後、なんらかの悪影響を及ぼすだろう。 ”知っている”ひとは仮に汚したとしても、必ずキレイにしてからその場を立ち去るはずである。 簡単に言えば世の中はくるくると回っている。 ことわざであれば「天網恢恢疎にして漏らさず」、であろう。 やってしまったことは仕方ないから、今後どういう態度をとるかというのが肝要であるし、そのひとだけでなく、わたしだって気づかないうちにそういった類のことをしてしまっているかもしれない。 自身もさらに自戒として肝に命じなければならない。 とにかく、ちゃんとした飼い主に躾けられた犬猫以下の人間が居てたという証拠を写真として残しておきたいと思うのは、旅は美しいことに出会えることが多いがそういう”負”的現場もかならずいくつかあるのだ。 良い景色ばかりではない。 トイレもそうだが捨ててはいけないところにゴミを置いていったりするひとを見てしまったりすると、なんというか同じ観光客としてそのまちのひとたちに申し訳なく、また捨てたひとに憐れみの感情を抱いてしまう。 そのへんにゴミをぽいぽい捨てているひとは、一度じっくり自分の部屋や家の周辺を観察してみるといい。 捨てたゴミたちが姿を変えて君のそばに戻ってきているはずだ。 手前にカメラがあるとついイイモノばかり撮ってしまうが、だから写真というのは偏っていて信用できない。 むろんこのブログにアップしているのも然り、変な言い方だが決して写真でマンゾクしてはいけない。 じっさい自分の目で視たことには到底、敵わないはずだからだ。 さて、今回走ってみたかった「高見山ループ橋」である。 ひとつ上の写真がループ橋から撮ったものであり、上掲のは街道から撮ったものであるが、なんだか山中に忽然と現れた円盤のようにも見えなくはない。 そしてこの写真を見て、「おっ」、とおもった読者もいるだろう。 そのとおりである。 あの『水曜どうでしょう』本隊、原付シリーズにおいてミスターならびに大泉氏両雄がカブで走行した街道とその景色なのである。 下からこうやって橋を眺めてみると、たしかにあそこまで上がるにはエレベーターかなにかあるのかしらと思ってしまう。そして見た目どおりなかなかの高低差だった。 ちなみに、わたしは彼らの走りを見て、カブ旅を思いついたのではない。 カブ歴ならわたしのほうが古く、のちにこの番組のことを知った。 わたしの旅と彼らのそれとは似て非なるものだが、この原付シリーズは出演者の人柄もさりながらホンダカブを用いたところに妙があり、でなければ成立しなかったであろう。 楽しい番組だが、附帯性としてカブという乗り物がいかにタフで故障もなく、そして抜群のコストパフォーマンス性を持っているということを窺い知ることができる。 夏場なのに吐く息でヘルメットのシールドが曇る。 かなり湿度は高かったわけで、すこしおどろいてしまった。 もうすこし写真を撮りたかったのだけど雨が激しくグローブもびしょ濡れで、カメラが壊れてはかなわない。 他のライダーたちも防水のウェアなのか、とにかくかっこいい上着などを干したりしていた。 ビニール製でしかも白のポンチョなど、むろんわたししかいない。 カブ乗りもわたしひとりだけだった。 ちなみ、大型バイクでツーリングするひとたちの服装はいつ見ても重厚に思える。どうやら上着などにはプロテクターが装備されているようで、転倒を意識しての、またファッションとしてのツーリングウェアなのだろう。 グローブなんかも自身の拳を守るための工夫なのだろうけど、あれで殴られたら相当痛いだろうなといった、わたしからすればメリケンサック的手袋と言うほかない。 まこと頑強そうなグローブを皆、装着しているのである。 余談ついでに、わたしの場合旅路の服装はぺらぺらの長袖かJAPANシャツ、そして半パンである。 余談の余計としてバイト先でも夏場は半パンで、この半パンはユニクロで購入している。 わたしはウエストが62、3センチほどしかないから、キッズ用のXL でちょうどいいのだ。大人用のはぶかぶかで穿けない。 そういったことで、同じ駐輪場に停めててもなんというかわたしひとりだけ”未開人”のようなかんがあり、我がリトルカブはアダージョに、急勾配においてはアンダンテにしか走れない鹿のようでもある。「なぜこんなところにいるんだ」、といった雰囲気をどうやっても隠せない。 それにひきかえ、サラブレッドたる速そうなバイクはトランスフォーメーションして空に飛んでってしまいそうだし、堂々たるアメリカン・バイソンとでも言おうか、アメリカンバイクに関しては全員ターミネーターでシート後方にはショットガンでも積んでるのではないか、と思ったりしてしまう。 とにかく、他のライダーたちの装備はツーリングに対して万全で、わたしとリトルカブだけその適当感がすごい。 おおきな駅で、付近に鉱泉も湧出しているらしく入浴施設もある。 すぐそばには櫛田川も流れていたりして、わたしからすればとても利用しやすい良好な駅と言えよう。 写真のようにこれだけの軒陰があれば充分風雨はしのげるし、あとは近くで酒が買えれば二三日泊まっていってもいい。 別名を「野あがり餅」ともいい、昔は田植えなどひと段落したとき、農家さんがその休憩中にこさえて食べていたらしい。 朴(ほう)の葉で包まれた蒸し菓子で、その素朴な味わいはじつにほっとする美味しさである。 ほんとうに美味かった。 ちなみ朴の葉で包むとき、その結び目が十文字になる。 表面を見ると「田」の字になることから「でんがら」、と呼ぶようになったらしい。 田の字をヒモトイテ出てきた餅の味は、それは秋の豊穣を予感させるような美味しさなのかもしれず、とにかくお百姓さんたちにすれば実りある収穫を願うかのような、そういった縁起も兼ねた餅なのかもしれない。 そしてこの「でんがら」は田の畦道に座りながら食うのが、きっと一番美味しい食べ方なのにちがいない。 街道をゆくと「粥見」という土地があり、そこはR166とR368である和歌山別街道との分岐点でもある。 写真はそのあたりの展けた景色だと思うのだが、とにかくもう一息で伊勢神宮、神都に着く。 着いても日暮れまでにはすこし時間があるだろうから、明日参拝予定の二見興玉神社周辺を視察しておこうと思った。 つまり伊勢湾、太平洋を目指すことになる。
by utaushimoyama
| 2013-08-25 08:46
| 二度目の伊勢参宮カブ一人旅2013
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