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しばらくゆくと熊川という近世の宿場町跡があり、そのすこしさきに道の駅 「若狭熊川宿」 がある。 その駅で、小憩することとした。 いうまでもなく、若狭路鯖街道は日本海と京師をつなぐメインストリートであり、拠って生れたその往来的文化はこの国の遺産として他の歴史遺産同様、現今誇れるものとなっている。 ところで、文化庁がその ”ほこり” を内外に顕示するためか、さきの平成二十七年、 『日本遺産』 という、ものまねとも奇妙ともいえるかたがきを作り出した。 この県のどこそこは日本遺産ですよ、と、国が各地を認定しはじめたのだという。 わたしがいま、リトルカブで走行してきたこの鯖街道は、 「海と都をつなぐ若狭の往来遺産群~御食国若狭と鯖街道」 という名目の 「日本遺産」 であるらしい。 日本遺産 という。 みなすなおに受け入れるのだろうか。 奇怪としかおもえない。 嚥下せず鋭鋒隠さずもうせば現世に棲まうばけものたちの仕業にちがいなく、いいかげんこういったものには吐き気がしてならないのだが、であるがある側面ではひとびとにとってひとつのきっかけとなりうることは否めない。 そのむかしこの国ではこういうことをしてたのか、などということを知ることは老若男女あるいは自他国すべてのひとびとにとって、そのこころに良質ななにかを一滴ほどでも垂らすような作用があるにちがいない。 ひとは、豊かな自己を形成するにおいて世界史・日本史といったすべての歴史を得ることは必要項目であるとおもうし、知った以上はいかなることにおいてもその史実に寛容でなければならない。 わたしはもともと、自分などなにをやってもひとより無能で低能だったことばかりだったし、しぜんと自分をそのように観じきってしまっていたから、つまり寛容的に歴史に触れることができ、しぜん寛容の精神を持することができ、自己内部に、すなおにその知識を吸収できたようにおもう。 今も、その ”理” はわたしにとって普遍であり、普遍にちがいないとそのようにおもっているが、学ぶ姿勢を持ち続けている以上、その普遍性が翻転する日がくるかもしれない。 だが、寛容の精神はわたしにとって絶対であり、この相対世界においてわたしは寛容を絶対支持する。 なのでわたしは寛容を尊ぶ。 先人・賢人のはなしをきくこと、延いては歴史を知ることはそのひとの未来を豊かにしてくれることをわたしはうたがわない。 このたび文化庁が繰り出した 「日本遺産」 という制定を無駄にせず、ひとつのきっかけとしてわたしはかしこく利用したい。 ・・・・・ ところで、はなしはめっちゃかわるが、次に立ち寄った駅で、 「鯖サンド」 なるものを食った。 鯖は、ことさら焼き鯖ほど白めしに適う魚もないとおもっていたが、さばはパンにも適い、そのことに驚愕した。 朽木の駅のことである。
by utaushimoyama
| 2016-07-10 17:34
| 春の鯖街道..2016
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